なんだか久しぶりの投稿になる。前にもそんなことを書いていた気がする。枕詞じゃあるまいし、決めゼリフでもないんだから、そんなこと一々書いてもしょうがないのだけれど。「久しぶりの投稿だ」なんてさ。
書店を歩いていたら、ニューズウィーク日本版の表紙にでかでかと「ブログは新聞を殺すのか」という文字が印刷されていた。なんだか似たような台詞を以前にどこかで聞いたことがある。「ネットは新聞を殺すのか」とかね。ブログって実は(少なくとも日本においては)去年あたりから一般に認知されてきたもののようだ。でも、一般に認知されて、たくさんの人がブログを始めた(らしい)頃から僕はもうブログの更新をあまりしなくなってしまった。なんだか書くことがないのだ。毎日書きたいことが。
テレビを見ていたら、ビデオカメラのCMが流れていた。福山雅治の声にのせて、満開の桜並木が映っていた。福山雅治の声、僕は彼が歌っているとクレジットで知るまでは分からなかった上に、なんだか気持ち悪い声だなぁと感じていた。あの声、いいかな?良いって人もいるんだろうなぁ。僕にはよく分からない。
ビデオカメラのCMは入学式と運動会の時期によく流れている。どちらも親御さん向けだ。入学式も運動会も、親にとってみれば我が子の晴れ舞台で、ぜひとも記録しておきたいものなんだろう。
運動会といえば、僕にはこんな思い出がある。それは自治会対抗の運動会だった。その時僕は小学生で、運動会の何週間か前の日曜日に僕の住んでいた自治会は近所の公園に小学生を集めて、誰をリレーの選手にするかとか、チームでの競技の練習とかをしていた。徒競走の代表もそこで選ばれることになった。小学高学年代表だったと思う。何人かの高学年男子がヨーイドンで走りだした。スタートの合図をしたのは、もう今は顔は思い出せない近所のおばさんだった。スタートの合図とともに僕はまじめに走った。で、4,5人の出走者のうち、僕と隣の家の子がほとんど同時に一位でゴールした。「うーん、どっちかなぁ・・・」とゴールで順位を判定する役だったおばさんが言った。僕も一生懸命わき目を振らずに走ったから、よく分からなかった。でも、なんとなく僕の方がほんのちょっと早くゴールしたんじゃないかなぁとも思った。そこに、隣の家のおばさんが出てきた。「うちの子のほうが早かった」。そういった。勢いのある声だった。よくそこまで断言できるもんだと僕は思った。でもその声に周りのおばさんたちもなびき、「じゃあ代表は○○君で」となった。僕は何も言わなかった。親ってこういうもんなんかなぁとその時、感じた。その場所に僕の父も母もいなかった。そのことは家に帰ってからも僕は言った記憶はない。
一昨年買ったビデオカメラは、海外旅行の時に使った以来ほとんど使う機会はない。ちょこちょこと使ってはいるが、まだモトはとっていない。
最近、道路を走っている車をよく見ている。今まではほとんど興味のなかった分野だ。地域によって、時間によって、曜日によって、そこに走る車は変わってくる。そんなこと今まで気づきもしなかった。面白いものだ。そういえば小さな頃、シンデレラ城のシルエットがかたどられたステッカーを後部のガラスに貼ってある車を見かけては「なんでシンデレラ城?」と思っていた。その後、そのシールは川崎大師の交通安全ステッカーだと分かった。ただ、そう分かってから十年くらい経つが、いまだにそのステッカーをみると「シンデレラ城」と浮かんでしまうのだった。